2009年4月10日金曜日

日立とiVDRの行き先

日立WOOOのエントリー・モデルの中途半端な録画機能の目的は、iVDRの普及促進ではという考えを示しました。今日は、今後のiVDRの展開について。

iVDRは普及する気配するない規格ですが、なぜか日立はこだわっているようです。
その理由は同社のハードディスク事業と関連があるのと考えます。
iVDRが普及し、大量に使われるようになれば、ハードディスクの需要が増加するので、ハードディスク事業が儲かるという訳です。

日立のハードディスク事業といえば、2003年にIBMから事業を買収して以来、ずっと赤字続きで、昨年ようやく黒字浮上しました。戦略なき経営などと叩かれながも、ここまで同事業に執着したのは、前社長の思い入れがあったと言われています。

しかし、昨年度の大赤字をうけ、社長が交代しました。日立がハードディスク事業を続けたきた理由が噂通りだったのならば、今後、ハードディスク事業はどうなるか分かりません。iVDRもハードディスク事業と同じ道を辿るでしょう。

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