1996年、三菱自動車は他社に先駆けてGDIエンジンを実用化しました。
当時、GDIエンジンは夢のエンジンと呼ばれ、実用化は無理だろうと思われていました。
しかしながら、2007年、三菱自動車はGDIエンジンから撤退してしまいます。
その理由はNOx規制強化に対応できなかったことです。
GDIエンジンは、シリンダ内に送り込むガソリンを、通常のエンジンより少なくできます。これにより燃費が向上するのですが、これは同時に、シリンダ内の空気が通常のエンジンより多いということでもあります。そのため、発生するNOxが通常のエンジンより多くなってしまいます。
GDIエンジンは、優れた技術であったも、社会情勢等の環境の変化によって競争力を失ってしまう好例と思います。
2009年5月15日金曜日
2009年4月10日金曜日
日立とiVDRの行き先
日立WOOOのエントリー・モデルの中途半端な録画機能の目的は、iVDRの普及促進ではという考えを示しました。今日は、今後のiVDRの展開について。
iVDRは普及する気配するない規格ですが、なぜか日立はこだわっているようです。
その理由は同社のハードディスク事業と関連があるのと考えます。
iVDRが普及し、大量に使われるようになれば、ハードディスクの需要が増加するので、ハードディスク事業が儲かるという訳です。
日立のハードディスク事業といえば、2003年にIBMから事業を買収して以来、ずっと赤字続きで、昨年ようやく黒字浮上しました。戦略なき経営などと叩かれながも、ここまで同事業に執着したのは、前社長の思い入れがあったと言われています。
しかし、昨年度の大赤字をうけ、社長が交代しました。日立がハードディスク事業を続けたきた理由が噂通りだったのならば、今後、ハードディスク事業はどうなるか分かりません。iVDRもハードディスク事業と同じ道を辿るでしょう。
iVDRは普及する気配するない規格ですが、なぜか日立はこだわっているようです。
その理由は同社のハードディスク事業と関連があるのと考えます。
iVDRが普及し、大量に使われるようになれば、ハードディスクの需要が増加するので、ハードディスク事業が儲かるという訳です。
日立のハードディスク事業といえば、2003年にIBMから事業を買収して以来、ずっと赤字続きで、昨年ようやく黒字浮上しました。戦略なき経営などと叩かれながも、ここまで同事業に執着したのは、前社長の思い入れがあったと言われています。
しかし、昨年度の大赤字をうけ、社長が交代しました。日立がハードディスク事業を続けたきた理由が噂通りだったのならば、今後、ハードディスク事業はどうなるか分かりません。iVDRもハードディスク事業と同じ道を辿るでしょう。
2009年4月8日水曜日
録画機能付きTVをクリシンする
日立のWOOOのエントリー・モデル(ググればすぐに分かることなので、個名を挙げます)は裏番組録画機能がありません。商品コンセプトがいまいちピンと来なかったので、考えてみました。
まずは、WOOO単体で使用する場合について考えてみます。
TV番組を録画する場合、その番組を視聴しながら録画する場合と、それ以外の場合があります。視聴しながら録画する場合は、その番組をコレクションしたい場合でしょう。それ以外の場合は、他の番組を視聴しているので、裏番組を録画する場合と、在宅していないなどの理由で視聴できないので録画する場合があるでしょう。
裏番組録画ができないWOOOの用途は、コレクション目的の録画と、不在時録画に限られます。しかし、WOOOの録画メディアはiVDRというリムーバブル・ハードディスクです。コレクションのための長期保存にはDVDやブルーレイなどのディスクの方が適しているでしょう。
よって、WOOOの録画機能は実質的には、不在時録画に絞ったものとなります。
次に、WOOOとレコーダを組み合わせて使う場合を考えてみます。
この場合、考えられるWOOOの録画機能の活用方法は、以下の2通りです。
①WOOOで裏番組録画+レコーダでコレクション目的録画(*)
②WOOOで不在時録画+レコーダで不在時録画
いずれもあまり頻度が高いニーズとは思われません。特に②については、W録画が可能なレコーダであれば、WOOOの利点は活きてきません。(WOOO+W録画レコーダで不在時3番組録画ができますが、そんなニーズはごく僅かでしょう。)
以上より、どうやらWOOOの録画機能の目的はどこか他にあると思われます。
その候補として挙げられるのはiVDR(及びそれに含まれるハードディスク)の普及促進です。
続きは、明日に。
(*) 未確認ですが、WOOOで録画しながら、入力ソースをレコーダに切り替えることが出来ると前提しています。
まずは、WOOO単体で使用する場合について考えてみます。
TV番組を録画する場合、その番組を視聴しながら録画する場合と、それ以外の場合があります。視聴しながら録画する場合は、その番組をコレクションしたい場合でしょう。それ以外の場合は、他の番組を視聴しているので、裏番組を録画する場合と、在宅していないなどの理由で視聴できないので録画する場合があるでしょう。
裏番組録画ができないWOOOの用途は、コレクション目的の録画と、不在時録画に限られます。しかし、WOOOの録画メディアはiVDRというリムーバブル・ハードディスクです。コレクションのための長期保存にはDVDやブルーレイなどのディスクの方が適しているでしょう。
よって、WOOOの録画機能は実質的には、不在時録画に絞ったものとなります。
次に、WOOOとレコーダを組み合わせて使う場合を考えてみます。
この場合、考えられるWOOOの録画機能の活用方法は、以下の2通りです。
①WOOOで裏番組録画+レコーダでコレクション目的録画(*)
②WOOOで不在時録画+レコーダで不在時録画
いずれもあまり頻度が高いニーズとは思われません。特に②については、W録画が可能なレコーダであれば、WOOOの利点は活きてきません。(WOOO+W録画レコーダで不在時3番組録画ができますが、そんなニーズはごく僅かでしょう。)
以上より、どうやらWOOOの録画機能の目的はどこか他にあると思われます。
その候補として挙げられるのはiVDR(及びそれに含まれるハードディスク)の普及促進です。
続きは、明日に。
(*) 未確認ですが、WOOOで録画しながら、入力ソースをレコーダに切り替えることが出来ると前提しています。
2009年4月3日金曜日
一品一葉図面
以前、某社に出向したとき、図面が一品一葉ではなく、驚いた経験があります。
そこで、図面は一品一葉としたほうが良い理由をまとめたいと思います。
設計・作図時
一品一葉図面
メリット:作図範囲が明確。適切な用紙サイズを選択すれば、十分な用紙スペースがあるので、すっきりした図面が作図できる。これにより漏れ、間違いのチェックが容易になる。汎用性のある子部品などは、複数の図面から呼び出しができる。
デメリット:図面間のツリー構造を常に意識して作図する必要ある。また、ツリー構造の情報を図面に記載する必要がある。
多品一葉図面
メリット:関連する部品を一まとめにできるので、相互呼び出しの手間が省ける。
デメリット:どの子部品まで盛り込むか、恣意的。沢山の子部品があると、図面が込み入りやすい。その結果、漏れ、間違いの温床となる。他の図面の子部品をどうやって子部品とするかの課題がある。その結果、全く同じ形状なのにも、異なる図面に別々に作図されるというムダも。
図面管理において
一品一葉図面
メリット:個々の部品毎に図面を修正できるので、改訂が容易。
デメリット:図番体系等で、図面ツリーを維持する必要がある
多品一葉図面
メリット:図面の総数が減るので、ツリーの維持が若干楽になる。
デメリット:図面が込み入っているので改訂が困難。特に履歴を残しながらの改訂が大変。
材料調達において
一品一葉図面
メリット:図面の数=部品種類の数あり、漏れが生じない。
デメリット:外注する場合、関連する図面を、漏れなく外注先に送付する必要がある。
多品一葉図面
メリット:1つの図面の範囲をまるごと外注する場合は、図面1枚の送付ですむ。
デメリット:1つ1つの図面を確認し、どのような部品が必要かピックアップする必要がある。漏れが生じる原因となる。
製造において
一品一葉図面
メリット:個々の部品の指示が明確なので、製造しやすい。
デメリット:複数の部品を製造する際は、部品の種類だけ図面が必要。
多品一葉図面
メリット:同じ図面に記載されているならば、その図面だけで部品の製造が可能。
デメリット:込み入った図面による読み間違いが生じやすい
一品一葉図面のデメリットは、軽微なもの、一時的なものであり、
多品一葉図面のデメリットは設計・作図、管理、製造の本質に関わるものであることが分かると思います。
そこで、図面は一品一葉としたほうが良い理由をまとめたいと思います。
設計・作図時
一品一葉図面
メリット:作図範囲が明確。適切な用紙サイズを選択すれば、十分な用紙スペースがあるので、すっきりした図面が作図できる。これにより漏れ、間違いのチェックが容易になる。汎用性のある子部品などは、複数の図面から呼び出しができる。
デメリット:図面間のツリー構造を常に意識して作図する必要ある。また、ツリー構造の情報を図面に記載する必要がある。
多品一葉図面
メリット:関連する部品を一まとめにできるので、相互呼び出しの手間が省ける。
デメリット:どの子部品まで盛り込むか、恣意的。沢山の子部品があると、図面が込み入りやすい。その結果、漏れ、間違いの温床となる。他の図面の子部品をどうやって子部品とするかの課題がある。その結果、全く同じ形状なのにも、異なる図面に別々に作図されるというムダも。
図面管理において
一品一葉図面
メリット:個々の部品毎に図面を修正できるので、改訂が容易。
デメリット:図番体系等で、図面ツリーを維持する必要がある
多品一葉図面
メリット:図面の総数が減るので、ツリーの維持が若干楽になる。
デメリット:図面が込み入っているので改訂が困難。特に履歴を残しながらの改訂が大変。
材料調達において
一品一葉図面
メリット:図面の数=部品種類の数あり、漏れが生じない。
デメリット:外注する場合、関連する図面を、漏れなく外注先に送付する必要がある。
多品一葉図面
メリット:1つの図面の範囲をまるごと外注する場合は、図面1枚の送付ですむ。
デメリット:1つ1つの図面を確認し、どのような部品が必要かピックアップする必要がある。漏れが生じる原因となる。
製造において
一品一葉図面
メリット:個々の部品の指示が明確なので、製造しやすい。
デメリット:複数の部品を製造する際は、部品の種類だけ図面が必要。
多品一葉図面
メリット:同じ図面に記載されているならば、その図面だけで部品の製造が可能。
デメリット:込み入った図面による読み間違いが生じやすい
一品一葉図面のデメリットは、軽微なもの、一時的なものであり、
多品一葉図面のデメリットは設計・作図、管理、製造の本質に関わるものであることが分かると思います。
2009年4月2日木曜日
FABEの応用BEFAでBEFAを語る
FABEフレームワークの応用版のBEFAフレームワークを使うことにより、効果的なプレゼンを容易に構成することができ、目的達成の可能性を高めることができます。
その一例として、この文章自体がBEFAの構成となっています。
BEFAとは、プレゼンテーション、セールストーク用のフレームワークで、その内容は以下ののとおりです。
B:Benefit(ユーザにとっての利益)
E:Evidence(その証拠)
F:Fearure(客観的な特徴)
A:Advantange(特徴から生み出される利点)
BEFAに従えば、急いでいる聞き手の興味を引き付け、かつ理解しやすい構成となります。
その一例として、この文章自体がBEFAの構成となっています。
BEFAとは、プレゼンテーション、セールストーク用のフレームワークで、その内容は以下ののとおりです。
B:Benefit(ユーザにとっての利益)
E:Evidence(その証拠)
F:Fearure(客観的な特徴)
A:Advantange(特徴から生み出される利点)
BEFAに従えば、急いでいる聞き手の興味を引き付け、かつ理解しやすい構成となります。
2009年4月1日水曜日
FABEでFABEで語る
FABEとは、プレゼンテーション、セールストーク用のフレームワークで、その内容は以下ののとおりです。
F:Fearure(客観的な特徴)
A:Advantange(特徴から生み出される利点)
B:Benefit(ユーザにとっての利益)
E:Evidence(その証拠)
FABEに従えば、聞き手の興味の流れに沿った理解しやすい構成となります。
これにより、効果的なプレゼンを容易に構成することができ、目的達成の可能性を高めることができます。
その一例として、この文章自体がFABEの構成となっています。
F:Fearure(客観的な特徴)
A:Advantange(特徴から生み出される利点)
B:Benefit(ユーザにとっての利益)
E:Evidence(その証拠)
FABEに従えば、聞き手の興味の流れに沿った理解しやすい構成となります。
これにより、効果的なプレゼンを容易に構成することができ、目的達成の可能性を高めることができます。
その一例として、この文章自体がFABEの構成となっています。
2009年3月31日火曜日
2009年2月8日日曜日
MacBookを買いました2 オープニングムービー
さて、開梱したMacBookを早速起動してみます。すると、予想外の出来事が。
Finderの画面が表示されるものと思っていたら、軽快な音楽にのって宇宙空間を各国言語で「ようこそ」を意味する単語が浮遊するムービーが始まり、最後のOS Xのロゴが現れた後、すっとフェードアウト。そしてユーザー情報を入力する画面がフェードイン。
まるで「ようこそ。私はMacです。あなたのお名前は?」というメッセージが感じられるようです。
いかにユーザーにファンになってもらうか、熟考された演出でした。
Finderの画面が表示されるものと思っていたら、軽快な音楽にのって宇宙空間を各国言語で「ようこそ」を意味する単語が浮遊するムービーが始まり、最後のOS Xのロゴが現れた後、すっとフェードアウト。そしてユーザー情報を入力する画面がフェードイン。
まるで「ようこそ。私はMacです。あなたのお名前は?」というメッセージが感じられるようです。
いかにユーザーにファンになってもらうか、熟考された演出でした。
2009年2月4日水曜日
MacBookを買いました
MacBookを通販で買いました。(ブログの投稿は2/4ですが、実際は1週間ほど前です。)
家に買えると、予想していたよりも小さな段ボール箱が届いていました。
ワクワクしながら段ボール箱を開けると、なかから更に小さな化粧箱が。
その小ささに興奮度を高められつつ、ふたを開けると、どーんと誇らしげにMacBookが登場。
視界に入るのはMacBookのみ。不細工な梱包材とか、マニュアル類、ACアダプタ類は見えません。
ふたの裏をみると、梱包材が接着されていて、ふたを閉じるとちゃんとMacBookが保護されるようになっています。
マニュアル類、ACアダプタは本体の下に梱包されていました。
ここで、ハタと気がつきました。このパッケージングは何かに似ている…そう、ブランドもののバッグです。
Appleの差別化戦略をしかと確認しました。
家に買えると、予想していたよりも小さな段ボール箱が届いていました。
ワクワクしながら段ボール箱を開けると、なかから更に小さな化粧箱が。
その小ささに興奮度を高められつつ、ふたを開けると、どーんと誇らしげにMacBookが登場。
視界に入るのはMacBookのみ。不細工な梱包材とか、マニュアル類、ACアダプタ類は見えません。
ふたの裏をみると、梱包材が接着されていて、ふたを閉じるとちゃんとMacBookが保護されるようになっています。
マニュアル類、ACアダプタは本体の下に梱包されていました。
ここで、ハタと気がつきました。このパッケージングは何かに似ている…そう、ブランドもののバッグです。
Appleの差別化戦略をしかと確認しました。
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